人工木デッキの欠点、真夏のデッキ表面の温度上昇を抑えたデッキとは?
人工木ウッドデッキは天然木に比べて、
デッキ表面の温度が熱くなりやすくなっています。
これは、特にデッキ色が濃くなる程(熱を吸収しやすいため)熱くなりやすいです。
しかし、最近ではこの人工木ウッドデッキのデメリットを改善しようと、
いろいろなメーカーが
特殊な顔料(デッキの塗料)により温度上昇の軽減を
可能にしています。
LIXIL(リクシル):「樹ら楽ステージ」
クリエラスクA・クリエモカA・クリエペールAのみ
昇温抑制効果のある顔料を採用することで、夏季でも表面温度の極端な上昇を抑えます。
デッキ材表面温度を従来商品の類似色比で、
最大約10℃抑制しています。
※クリエラスクA、クリエモカAが対象です。
クリエペールAは淡い色調にすることにより、熱くなりにくくしています。
三協アルミ:「ひとと木2」
パイン・モカブラウン・ローズウッド
モカブラウン(木目)・ローズウッド(木目)のみ
人工木表層材に遮熱顔料を使用し、デッキ表面の温度上昇を抑えています。
タカショ―:「エバーエコウッド供
ナチュラル・ダークブラウン・ウォームグレー・ホワイト
ダークな色(ウォームグレー)も温度上昇を抑えています。
夏場のデッキ表面の温度上昇を、旧仕様に比べ
約9℃抑えています。
まとめ
特殊な顔料を塗ったデッキ材は従来品に比べて
約10℃の温度上昇を抑えています。
結果、60℃くらいあった表面温度は
50〜55℃くらいになり、
真夏でも熱くなりにくくなっています。
現在、温度上昇を抑える加工がされているのは
リクシル、三協アルミ、タカショ―の限られたデッキ色のみです。
デッキ表面の温度も重要なデッキ選びのポイントですので、ぜひ参考にしてみて下さい。
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