さて、本日は様々なデザインや材質もある
フェンスと塀の基礎知識 についてご紹介を致します
本日は前回の続き、
「プライバシーと防犯」についてご紹介いたします
前回のおさらいはこちら
フェンスと塀の基礎知識をご覧下さい
プライバシーを守る (フェンス編)
住まいと外部の境界を、さまざまな表情と目的で仕切るのが、フェンスと塀。
その中でも
「プライバシーを保護したい」という方に、
目隠し効果のあるフェンスをいくつかご紹介します
完全目隠しタイプ
隙間のないアルミのパネルを並べ、完全に視線を遮るタイプ。
ルーバータイプ
ブレードに斜めに角度をつけて、視線を遮りながら採風できるタイプ。
半分目隠しタイプ
隙間を細くしたり、格子を厚くして斜めからの視線をカットしたりして視線をゆるやかに遮るタイプ。
目透かしタイプ
光を通すパネルを採用し、視線を遮りながらほんのりとしたシルエットが見えるタイプ。
プライバシーを守る (生垣編)
隣地や道路の境界部分に施す生垣で、プライバシーの保護が可能になるのは、
人間が立ったときの視線の高さ
1.5〜1.8m程度で
低い視線を遮ることができます
これを超えるに従い、外に対しては圧迫感が増し、内に対しては見晴らしの低下、
また日照の低下などの傾向が現れます
逆に低くなると、プライバシー保護機能は低下します
また相手の視線の直前にこの高さを設定できれば、
2階部分のプライバシー保護も十分可能です
こちらの視線に近づくと、相手をみないですむという効果が強くなります
防犯効果のある生垣
ある程度防犯効果を出しながら、
かつ見た目にやさしいソフトな印象を与える植栽テクニックです
トゲのある樹種の利用
トゲのある樹種を生垣に使用したい時には、
カラタチや
ヒイラギなどがよく使われます
これは、猫などの動物の侵入を防ぐために昔から行われていた植栽です
植付間隔は、
1mに2.5本から3本、高さは
1m以上を確保します。
トゲのある植栽の利用
フェンス+トゲのあるツルもので、樹種はツルバラなど
高さは最低
1.5m以上確保します。
フェンス+生垣の利用
生垣だけでは防犯面が心配なら、
メッシュフェンスの設置がおすすめです
侵入者を防ぐ効果があり、
さらに日当たりや風通しが良いので生垣の生育を妨げません
ネットフェンスで超薄型の生垣を
メッシュフェンスを利用して薄型の生垣を造ることもできます
通常の生垣よりも省スペースででき、刈り込みもいらないです
ヒートアイランド現象の解消としても注目を集めています
本日は、防犯とプライバシーについてご紹介いたしました
壁だと圧迫感がありますが、生垣やフェンスだと
スッキリしていて涼しげですね
目隠し塀の施工例はこちら
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